ポケカプレイヤーの方は「かいりきリザードン」が超高額で売買されている話を聞いたことがあるのではないでしょうか?
かいりきリザードンとは何なのか、なぜ高額なのかをご紹介いたします。
ポケモンカード第一弾について
リザードンは、1996年10月22日に発売したポケモンカード第一弾のパックに封入されていたカードです。
第一弾の中でも特にカントー御三家である、リザードン、フシギバナ、カメックスは高価で取引されています。
第一弾の中でも、初版とそれ以外で異なる点があります。
それは、カードの右下にレアリティを表すマークがあるかどうかです。(●や★)
初版はマークがなく通称「マークなし」と呼ばれ、それより後に生産されたものには右下にレアリティマークがついており、
通称「マークあり」と呼ばれています。
そして、驚くような値段が着けらている旧裏面のカードは大抵「マークなし」です。
ですので、これから旧裏面カードを収集する際にはマークの有無に注意して取引してください。
かいりきリザードンについて
昔のポケモンカードには、ポケモンのプロフィールが書かれております。
本来、リザードンであれば「かえんポケモン 全長1.7m 体重90.5kg」と表記されるべきなのですが、
第一弾の初版では誤植があり、「かいりきポケモン 全長1.5m 体重70.5kg」と表記されています。
本来であればゴーリキーのカードに印刷されるはずだったプロフィールがリザードンにも印刷されてしまっていたのです。
人気ポケモンかつ、古いカードかつ、印刷エラーカード、初版限定という条件が重なり、
「かいりきリザードン」に価値がついているという状況です。
ハレルヤ社長のトモハッピーさんのチャンネルで色々な旧裏レアカードを拝めます。
偽物が多い
その時の相場より明らかに安い商品は十中八九偽物と思って良いです。
相場は変動するのでここには明記しませんが、かいりきリザードンが数万円で売っていることは無いと思ってください。
(2021年7月現在、駿河屋さんで170万円買取してます)
数年前まではポケモンカードも今現在ほどの流行りを見せておらず偽物もあからさまでわかりやすいものでした。
しかし2021年現在、ポケモンカードに資産的価値がつくようになり値段が跳ね上がっています。
同時に偽物も巧妙化しており、これからはどんどん真贋を見抜くのが難しくなっていくでしょう。
あからさまにきれいなカードかつ、値段が安い出品であれば偽物であることを見抜くのは容易ですが、
他のトレーディングカードのマジック・ザ・ギャザリングでは、古いカードの偽物を製造する際、
ヴィンテージ加工まで施しているのだそうです。
かいりきリザードンのような超高額商品を購入する際には信頼できるセラーを見つけておいたほうが良いです。
特にオークションやフリマアプリでの気軽な取引には注意してくださいね。
まとめ
今回は「かいりきリザードン」について解説しました。
ポイント
・リザードンは1996年10月22日に発売されたポケモンカード第一弾に封入されている
・その中でも初版にはポケモンプロフィールが誤植されている「かいりきリザードン」が封入されていた
・かいりきリザードンはコレクターの間でとても高価な値段で取引されている
・偽物が多いので、本物を購入したければ真贋を見抜く力や人脈が必要