今回はフィギュアケースやトレカケースのUVカット加工の寿命についてご紹介します。
情報については、科学的な根拠を提示するものではありませんが、
実際に様々なメーカーに問い合わせて収集した情報を記載しております。
各製品の買い替え目安となると幸いです。
ポイント
- UVカットスリーブのUVカット寿命は2~4か月
- フルプロテクトスリーブのUVカット寿命2~4年
- スクリューダウンやディスプレイフレームのUVカット寿命10年前後
- フィギュアのアクリルケースのUVカット寿命5年前後
トレーディングカードのUVカット製品をお探しの方は下記の記事をご覧ください。
UVカットスリーブの寿命は2~4か月
トレーディングカードを保護するためのスリーブにもUVカットの製品が存在しています。
下記記事で実際に4ヶ月間、UVカット有り無しで日光に当て続けた比較検証が見れます!
UVカットスリーブに精通しているメーカーに問い合わせた結果、
室内保管を前提をした場合に、UVカットスリーブ製品のUVカット寿命は2~4か月とのことでした。
カーテン越しや蛍光灯の部屋など紫外線が当たる環境においてある場合、
半年も放置すれば既に日焼けしているかもかもしれません。
UVカットスリーブのみで紫外線対策をしている場合には年に3、4回はスリーブを入れ替えると安心です。
フルプロテクトスリーブのUVカット寿命は2~5年
トレーディングカード保護に人気のフルプロテクトスリーブのUVカット寿命についてです。
こちらもカードディスプレイに特化した企業に問い合わせをしたところ、
数年、2~5年でUVカットの効果がなくなってしまうとのことです。
もちろん置き場所や部屋の電気などの条件で前後しますが、4年に1回は取り替るのが無難です。
フルプロテクトスリーブに入れるほど大事なカードが日焼けするのは避けたいところです...。
フルプロテクトスリーブと同じ採寸でUVカット効果もあって、
より安価に購入可能なケースを下記の記事で紹介しています。
スクリューダウンのUVカット寿命は十数年
コレクションカードを美しく飾るために、様々なメーカーから発売されているスクリューダウン型のディスプレイケースについてです。
厚みやUVカット加工の方法で変わりますが、実際にカードディスプレイを製造している企業に問い合わせた結果、
10年使ってもUVカット加工は残るとの回答でした。
かなり長く使えるようですが、十数年後カードに付加価値が付くころに日焼けをしてしまっては台無しなので、
購入した時期を管理しておいて、8~10年おきに買い替えると安心です。
アクリルフィギュアケースのUVカット寿命は8年前後?
本ブログでも度々取り上げているアクリルフィギュアケースについてです。
こちらは現在メーカーに問い合わせしたところ、「フィギュアケースとしての機能だけで考えればボロボロになるまでお使いいただけます。」
との回答で、UVカット寿命に関するご回答はいただけませんでした。
フルプロテクトスリーブやスクリューダウンの情報から推察するに
アクリル板の厚みを2mmと考えたときには6~9年前後ではないか?と考えられます。
置き場所だったり、部屋の灯りの種類で状況は変わりますが、
8年前後で買い替えていればUVカット機能を持続したままフィギュアを飾って置けるかなと思います。
UVカット機能93%のオススメフィギュアケースを下記の記事でご紹介しております。
コレクションを紫外線から守るために工夫できること
窓にUVカットフィルムを貼る
窓から入る紫外線はかなり多く、カーテンでも防ぎきれません。
窓用のUVカットフィルが発売されておりますので、
コレクショングッズが置いてあるお部屋の窓に貼っておくと安心です。
窓用フィルムを作っている企業によると、UVカット寿命は10年ほどとのこと。
余裕をもって8年前後使用したら張り替えると安心ですね。
カーテンをUVカット仕様にする
普通のカーテンでは紫外線を通してしまいますが、UVカット仕様のカーテンも発売されています。
コレクションルームでは、窓用のUVカットフィルムと併せてカーテンもUVカット仕様にできれば、
さらなる安心感のもとコレクションを楽しむことができますね。
UVカットカーテンのUVカット寿命ですが、調べても核心的な情報が見つかりませんでした。
今回はコレクショングッズに特化した記事になりますので、今のところは企業への問い合わせをしておりません。
ただ、カーテンそのものの買い替え時期は5年前後とのことです。
UVカット仕様のレースカーテンもあります。
部屋の電気をLED照明にする
お部屋の照明が蛍光灯の場合、照明にあたっている間コレクションが紫外線に晒され続けることになります。
蛍光灯を使用している場合、コレクションルームだけでもLED照明に工事することをオススメします。
すぐに工事が難しい場合には、極力蛍光灯を点けないようにして、明るめのLEDライトで補う等
工夫をすると安心です。
まとめ
ポイント
- UVカットスリーブのUVカット寿命は2~4か月
- フルプロテクトスリーブのUVカット寿命2~4年
- スクリューダウンやディスプレイフレームのUVカット寿命10年前後
- フィギュアのアクリルケースのUVカット寿命5年前後
オススメのフィギュアケース紹介記事はこちら。
トレーディングカードの保護方法の記事はこちら。
フルプロテクトスリーブと同じサイズでUVカットもある安いカードケース